
『食品ロス』とは、本来食べられるにもかかわらず捨てられている食品で、家庭系食品ロスは、一般家庭から出る食品ロスを指します。家庭からの食品ロスの要因は、野菜の皮や茎など食べられるところまで切って捨ててしまう『過剰除去』、料理を作りすぎたりして残る『食べ残し』、未開封のまま食べずに捨ててしまう『直接廃棄』です。 また、事業活動によって発生する食品ロスは、食品製造業で製造工程のロス(パンの耳等)や返品、食品卸・小売業では返品、納品期限切れ、売れ残りや破損品等、外食産業では食べ残しや仕込みロスが原因として考えられます。 「もったいない」という意識を高め、家庭や外食時の食べ残しを減らし、無駄のない調理を心がけるなど、皆さまの御協力のもと取り組んでいきましょう。 無駄な食費が減り、ごみ処理量が減ることで、CО2が削減されるなど地球温暖化対策につながり、環境にやさしい取り組みとなります。
食品ロスを減らすためにできることは?
飲食店で食事をするとき
→自身や家族で食べきれると思う量を注文し、どうしても食べきれない場合は、持ち帰ることができるかどうか、お店の方に確認してみましょう。
→ 「3010運動」:宴会時の食べ残しを防止する取り組み (宴会開始後30分と宴会終了前10分間は離席せずに食事を楽しみましょう)
買い物のとき
→ 買い物の前に冷蔵庫の中の在庫を確認し、食べきれないほどの食材を買い過ぎないようにしましょう。
→賞味期限や消費期限の長い商品を選択するのではなく、陳列順に購入しましょう。
調理のとき
→ 食べられる分だけを調理する。食材が余ったときには、食材を無駄なく食べられる料理レシピサイトなどを参照しましょう。
→野菜の皮や葉などでエコクッキングし、調理の工夫で食材を使い切りましょう。
保存のとき
→ 食べきれなかった食品については、冷凍など傷みにくい保存方法を検討しましょう。
→「フードバンク活動」:まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品を、市民や企業から寄付していただき、食べ物に困っている家庭や施設に無償で提供する活動
食品ロス関連リンク
環境省「食品ロス ポータルサイト」
http://www.env.go.jp/recycle/foodloss/index.html
農林水産省「食品ロスとは」
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/16
消費者庁「食品ロスについて知る・学ぶ」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education
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